ゴンザレスの備忘録

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速読がダメなら即解を鍛える~読むのが遅いあなたが成長する方法~

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現代社会において、文章を読むのが遅いことは損です。

 

もう12年も前の話ですが、私自身文章を読むのが遅く、大学入試センター試験の国語では時間内に問題を解ききることができませんでした

 

おそらく現在の入試ではさらに文章量が増加していることでしょう。就職して7年目ですが、会社のメールは年々増え、勤務時間内に処理しきれていないというのが現実です。

 

しかし、私は何とかやっていけています

 

大学入試でも所謂難関大学に合格し、就職でも狭き門を突破しました。これを可能にしたのは即解です。

 

もしあなたが文章を読むのが遅くて困っているのであれば、解決へのヒントになるはずです。

 

 

 

大学入試センター試験

センター試験国語は文章量が非常に多いです。

 

個人的な見解ですが、日本の国語という科目は、国語力を測るのではなく速読力を測っています

 

それが証拠に私の場合は、200点満点のセンター試験過去問において、2008年(私の受験時代)から過去へ遠ざかれば遠ざかるほど点数が上がり、180点ぐらい取れるようになりました。しかし、2008年の模擬試験では100点前後をウロウロ。(もちろんテスト時間内に解ききれないので勘で答える問題も多々ありました。)しかも、過去問を遡れば遡るほど、文章量が減っているのは一目瞭然でした。

 

これらから、国語の点数が悪いのは「私の国語力が無い」のではなく、「私の速読力が無い」ことが原因なのは明らかです。

 

日本に言いたい、「国語」という科目はやめて、「速読」という科目に名称変更しましょう、と。

 

大学受験の勉強としては国語にかなりの時間を割きましたが一切成果には結び付きませんでした。

 

対して、数学や物理は周りのライバルよりも点数を取ることができていました

 

それは、「解ける(とける)」だけではなく「解る(わかる)」を目指したからです。

 

例えば、数学の問題を解くときに「微分」することありますよね。変数xを含む関数の最大値を求めよ、みたいな問題ですね。あなたは、関数を微分するとき何を思いますか?微分してイコールゼロになるxの値を求めれば答えが出るから微分するなんて言ったらダメです。

 

「関数の増減を知りたいから」微分するのです。決して問題が解けるから微分するのではないのです。関数の最大値を求めるには、xの変化に対する関数の増減を知りたい、じゃあ微分しよう、となるわけです。

 

このように、一つ一つのプロセスを周りのライバルよりもより深く理解するのです。

 

これが「解ける(とける)」と「解る(わかる)」の違いです。

 

このように私は、問題を解る(わかる)ことでライバルよりも良い点数を取ることができました

 

間違えた問題は、ただ答えを見て解けるようになるのではなく、なぜそのような解答プロセスに行き着くのか長時間考え、解るを目指しました。そして、大学受験では文章を読むのが遅いこと(国語の点数が低いこと)を解ること(数学や物理)で補いました。

 

 

大学の勉強

大学における勉強でも、「解る(わかる)」ことにはこだわりました。

 

教科書を3回は読み返し、解らないところは覚えてしまうのではなく、解るまで考えました(1日考え抜いてダメなものは覚えました、ここはバランスです)。

 

ただ、部活やサークルにも入らず、バイトも週1日ぐらいしかやっていなかったので、大学生活のほとんどを勉強に捧げてしまったかもしれません。

 

しかし、成績はトップクラスで卒業できましたし、何より「理解する」ということにおいて自信がつきました。勉強すれば自分にできないことはない、と思えるようになりました。

 

このぐらいまで思考することを積み上げると、読んで解らないことがとても少なくなります。解らないことも調べれば理解できる理解力がついています。

 

文章を読むのが速い人にどこで差をつけるか?これが理解力、「解る」力です。

 

いくら文章を読むのが速くても、理解できない部分が出てくるとストップしてしまいます。その隙に、ゆっくりでも良い、着実に追い抜いていくことができます。

 

これが高校時代から大学時代までで、「文章を読むのが遅い」私が身に付けた技術でした。

 

 

会社のメール処理

冒頭に書いたように、年々仕事量は増え、メールの量は増えていきます。メールを処理するのが速い人もいるでしょう。おそらく文章を読むのが速いのだと思います。そこで勝つのはやはり難しいです。

 

理解力で勝負しましょう

 

皆よりもたくさんメールを読むのではなく、皆よりもたくさん勉強しましょう。

 

皆よりも深く理解しましょう、ということです。

 

そうすれば、メールを読むのが遅くても、会議での発言は理解度の高いものになるはずです。

 

メールに出てきた文言で意味が解らない単語や技術があればメモしておきましょう。嫌かもしれませんが我慢して家で調べましょう。そして、理解しましょう。これを続けていれば報われる日が来ます

 

メールを読んだときにゆっくりですがスラスラ詰まらずに読めるようになります。

 

ニュースに出てくる社会問題についても、仕事に関係があることは深く調べ、皆よりも理解しておきましょう。

 

たとえ文章を読むのが遅くとも、「解る(わかる)」という能力を向上させることで補い、挽回できるはずです。それが、即解(すばやく解ること)に繋がり、速読を超えると考えます。