映画「カイジ ファイナルゲーム」を見てきました。
ネタバレが怖い方は申し訳ございません。引き返してください。
いつも通りですが、
「金を持つ者=強者」
「金を持たざる者=弱者」
という前提を基本に、
最終的には弱者が強者を倒す
というストーリーでした。
これを見て色々と感じることがありました。
映画「カイジ ファイナルゲーム」を見た後に本記事を読んでいただくと、
このままじゃヤバイことに気が付くはずです。
目次
お金がすべて
この前提がカイジが人気の理由の一つです。
・この前提が正しいと思う方からは「その通り」という目線で人気を集め、
・そうでない方からは「この前提を打ち崩す」カイジが気持ち良く写る。
ということで、
お金がすべてだと思っている人にもそうでない人にも愛されるのです。
ただ、私は前者(「お金がすべて」だと思っている)です。
厳密に言うと、「お金がすべて(100%)」ではなく「お金がほぼすべて(99%)」ですが。
今回の映画カイジは、
「お金がすべて」であるということを、日本の社会問題を交えながら訴えています。
金を持てということ
冒頭から、
強者が弱者から搾取します。
描かれている搾取はひどいもので、現実世界でここまでのものがあるのかは分かりませんが、弱者に同情する方も多いと思います。
ただ、これを見て私が感じるのは、
「強者になる」ことの大切さです。
弱者から搾取する構造を是正できるのは誰ですか?
と自身に問いかけてみてください。
あなたにそれができますか?と。
ほとんどの人ができないはずです。
(もちろん私もできません。)
そう、この構造を変えられるのは、
「結局、強者」なのです。
つまり、社会のルールを決めるのは常に強者であり、弱者はただ従うのみなのです。
良いか悪いかはさておいて、現実もそうです。
弱者がデモ活動をしても、最後に判断するのは強者です。
私は、
「強者たれ」というメッセージだと受け取りました。
強者に勝つにはお金が必要
さて、
カイジ(弱者)は最終的に勝ちます。
多くの人は、
・カイジは頭を使って勝った
・仲間の力で勝った
と思うかもしれません。
しかし、ここが落とし穴です。
カイジの頭が良いのは正しいです。
残酷なのは、
「仲間はお金で動いている」ということです。
現実世界の仲間には、小学生からの友人、高校時代の大親友などお金ではない仲間もいるでしょう。
ただ、その仲間の中に適任がいない場合、お金を使って仲間を買う必要があるのです。
結局人はお金で動くのです。
カイジも、頭が良いのは認めますが、お金で仲間を釣ります。
つまり、何かを変えたければお金を持つしか無いのです。
ではどうすれば?
高校卒業まで
もし、あなたが私レベル(社会を動かせるレベルでは無い)で良ければ、高校卒業までは敷かれたレールの上でトップレベルを目指すのが良いのではないかと思います。
「受験は唯一残された平等」
とはまさに正しく、大学受験は点数さえ取ることができれば東大に入学することだってできます。
親の地位やお金持ちかどうかは関係ありません。
お金持ちは塾に行くことができる等の意見もありますが、そこは歯を食いしばって受験を勝ち抜くしかありません。
ドラマ「ドラゴン桜」を見ることでやる気がでるはずです。
大学生
残念ながらここからは平等はありません。
(小中高でこのことを教えるべきだと思います。社会に平等など無いと。)
就職には、「唯一の平等」から得られる大学名も影響しますし、親のコネ、容姿までもが影響します。
「今からではどうしようもないこと」「自分の力ではそもそもどうしようもないこと」に人生が左右されます。
それでも何とかするしかないのです。
(もちろん就職しないのも一つの選択肢です。)
大学時代の過ごし方や小手先ですが就活テクニックを下に貼っておきます。
参考になればと思います。
社会人
まさに私が今このポジションです。
働かなければならないので時間の余裕は無く、歳も取っていくので可能性はさらに小さくなります。
しかし、最後の最後まで諦めません。
以下、私が実践していることを列挙します。
参考になれば幸いです。
・ブログ(2019.1.1~)
・Youtube(本腰を入れたのは2020.1.1~)
・不動産投資
これから
「老後2000万問題」や「年金制度崩壊」、「消費税増税」等、私たちの生活(特に若者の生活)は苦しくなる一方です。
そんな中でも、どうすれば良くなるか、どうすれば自分が生き残れるか、これを考えていかなければなりません。
今後も、様々な分野に手を広げ、知見を広げ、考える葦でありたいです。
「お金で解決できないことの方が少ない」
これを受け入れて前に進めるかどうかです。
ちなみに、あの名言もありましたよ!(笑)