私が投資を始めたのはいつだったか。。
何となく2016年ぐらいかな、と思って遡ってみると、
なんと2014年10月から楽天証券に口座が存在することが分かりました。
しかしながら本格的に資産運用を考え出したのは2016年で合っていると思います。
そんな時期に私はどんなことを考えていたのか、やはり"損したくない"、これだと思います。
今でこそ損失を出すことにも慣れてしまいましたが、投資を始めた当初は皆損したくないと思っていたのではないでしょうか。
利益も損失も出しながらトータルで利益を上げることが投資、利益だけ上げ続ける投資なんて存在しない、これが普通の思考かもしれません。
しかしあるのです、99%利益になる投資法が。
これには"IPO(新規公開株)"を使います。
それでは以下にその方法の説明と実際に私が2016年〜それを実施した結果を示します。
目次
IPOとは
IPOとは新規公開株の英語表記"Initial public stock"の頭文字をとったものでアイピーオーと読みます。で、IPOとは、「株式市場に新しく上場する会社の株」のことです。読んで字のごとくですね。
新規公開株は、市場に上場して一般の人が売り買いできるようになる前に、特定の人たちに公募価格という初期価格で分配されます。そして、上場後に公募価格よりも高い価格で売れれば、公募価格で買うことができた特定の人たちは利益を上げることができるわけです。
また、新規公開株は証券会社を通して分配されます。
IPOで勝率を上げる方法
IPOで利益を上げるためには、
・新規公開株を買う
・公募価格よりも高い価格で売り抜ける
という2つが必要になってきます。以下それぞれについて説明します。
新規公開株は上記の通り証券会社を通して分配されます。その分配方法は証券会社の独断(お得意様とかですね)と抽選、大きくはこの2パターンかと思います。
お金持ちなら前者になれるかもしれませんが、ほとんどの人は後者の抽選の枠組みから新規公開株を買うことになるでしょう(もちろん私も抽選です)。
この抽選がなかなか当たらないのです。そして、当選率を高めることが勝つための第一歩となります。
どうすれば良いのか、主幹事をしている証券会社から抽選に申し込む、です。各新規公開株ごとに複数の証券会社で取り扱いますが、総株数の多くの割合を握っているのが主幹事を担当する証券会社なのです。主幹事からは絶対数として多く分配されるのでその分当選確率も上がります。(その証券会社に開設されている口座数や新規公開株への申込数にもよりますが。)
また、複数の証券会社から申し込むことでも当選確率を上げることができます。証券会社のIPOルールによりますが、各証券口座から1口ずつしか申し込めない場合であれば複数の証券会社から五月雨式に申し込んだ方が確率は上がりますよね。つまり、1つの証券会社に500万円入金してIPOにチャレンジするよりは、5つの証券会社に100万円ずつ入金して同時にIPOにチャレンジする方が当たりやすいということです。
では、IPOに当選して新規公開株を購入できたとしましょう。上場したときに公募価格が上がれば利益が出ますが、下がれば損失になります。なので、上がる株の抽選に応募する必要があります。
「IPO BBスタンス」と検索しましょう。
IPO初値予想・読者予想・BBスタンス一覧表
という良サイトが現れます。
ここでそれぞれのIPOがS~Dの5段階で評価されています(Sが良くてDが悪い)ので、S~Bに応募しましょう(少しリスクを取れるならCまで入れても良いと個人的には思います)。99%勝てます。(99%としているのは、あくまで確率の話なので100%と言うことはできないまでも私の感覚としては限りなく100%に近いと実感しているからです。)
まとめると、IPOで利益を上げるために必要なこと2つについての対策は、
・新規公開株を買う→主幹事を務める証券会社の口座を含む複数口座から抽選に申し込む
・公募価格よりも高い価格で売り抜ける→公募価格よりも初値が上がる確率の高いIPOに申し込む
です。
次の項目で、上記2つについて私が実践したことと結果を書きます。
私が実践した方法と結果
まず、IPOの主幹事を務めることが多い証券会社に絞って複数口座を開設しました。
・大和証券
・カブドットコム証券
(楽天証券の口座も持っていましたが、これはIPO用に開設したのではないので除いています。)
そして、それぞれの口座に100万円ずつ入金しました。社会人になってコツコツと貯めたお金を大盤振る舞いです。
あとは、IPO抽選があるたびにIPO BBスタンスで評価がS~Bのものに応募するだけです。(とは書いたものの、当初は片っ端から応募していました。そしてDで負けたことがあるので、ここでは余裕を見てS〜Bとしました。少しリスクを取れるならCまで入れてもほぼ負けないと思っています。)
当選した場合は、上場日の取引開始と同時に成行で売ると決めてやっていました。具体的には、取引が始まる09:00より少し前から注文はできるので成行売り注文を入れていました。上場後に価格が徐々に上がることもありますが、初値で成行売りするというルールでやる方がどう転んでも後悔が無いと思ったので。
そして、結果です。
①銘柄:バロックジャパンリミテッド
上場日:2016/11/1 当選した証券口座:SMBC日興証券 主幹事:大和証券
BBスタンス評価:D 利益:-10,000円
②銘柄:スタジオアタオ
上場日:2016/11/29 当選した証券口座:SMBC日興証券 主幹事:SMBC日興証券
BBスタンス評価:C 利益:+78,000円
③銘柄:ユナイテッド&コレクティブ
上場日:2017/2/23 当選した証券口座:SMBC日興証券 主幹事:SMBC日興証券
BBスタンス評価:A 利益:+288,000円
④銘柄:マネーフォワード
上場日:2017/9/29 当選した証券口座:マネックス証券 主幹事:SMBC日興証券
BBスタンス:C 利益:+145,000円
2017/10〜はビットコインに資金を移動させたのでIPOしていませんでした。
この結果から見ると、口座開設の順としてはSMBC日興証券、マネックス証券を優先させるのが良さそうですね。
2019年、ビットコインからまた資金を証券口座に移動させたので、IPO再開します。
以上です。
追記(2019.5.23)
IPOについての続編を書きました。