ゴンザレスの備忘録

私の資産運用について発信。株、FX、不動産、仮想通貨、なんでもやります。

2019年(平成30年分)確定申告〜ビットコイン、株の損失繰越、ふるさと納税〜

どうもゴンザレスです。

 

確定申告をしてきました。

昨年もやったのですがやり方をほとんど覚えていなかったので、今年はブログに書いておくことで来年の自分のためにもなるし、同じような条件で確定申告する人の参考にもなるかと思うので以下にまとめます。

 

まず、私は一会社員で会社で年末調整を終えています。

その上で、

ビットコイントレードによる雑所得

ふるさと納税による寄付金控除

・特定口座での個別株取引による損失の繰越

・日経先物取引による損失の繰越

これらの確定申告をする必要がありました。

 

特定口座での個別株取引と日経先物取引の損益は通算できると思っていたのですが、通算できないことが分かったのがある意味今回の確定申告での収穫です。

(なので上記では両者を別項目として扱っています。)

 

2019年(2018年分)の確定申告期間は以下です。

2019年2月18日(月)〜3月15日(金)

ちなみに給与所得以外の収益も含めて計算し直した税金が、会社の年末調整時点で納税完了している額よりも大きい場合は、その差額をこの期間内に納めなければなりません。

 

インターネットで書類を作成して、印刷したものを確定申告受付所へ持っていくというスタンスで説明していきます。さっそく手順を説明しますが、画像が非常に多くなり見ずらいので、各自で必要なところに飛んでいただけるように目次を作っておきます。

 

まずは、

平成30年分 確定申告特集

ここの一番下、「確定申告書等作成コーナー」をクリックです。

 

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「作成開始」をクリックします。

 

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「印刷して書面提出する」をクリックします。

 

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利用規約に同意して次へ」をクリック。

 

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「平成30年分の申告書等の作成」タブをクリックして、タブが開いたら「所得税」の項目をクリックします。

 

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今回は給与・年金以外の所得があるので「左記以外の所得のある方(すべての所得対応)」をクリック。

 

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私は、税務署から青色申告の承認を受けていないので、一番上のチェックボックスは空で、申告される方の生年月日を打ち込んで、申告書の様式をイメージした入力画面で申告書を作成するにチェックを入れて、入力終了(次へ)をクリックしました。

 

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するとこのような良い感じの見た目で申告書を作ることができます。私は②「給与・雑(公的年金など)・一時・配当(総合)のみの方」のタブをクリックして作業を開始しました。

 

ここからは、項目ごとに手順を書きますので、目次から必要な部分に飛んでいただくのが時間効率が良いと思います。

 

 

 

給与項目の入力

勤めている会社から発行される源泉徴収票を準備してください。

あとは単純明快です。収入金額等の「給与」という文字をクリックすると給与所得入力画面が出てきます。

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説明通りに空欄を埋めます。私は①②以外は空欄で入力終了(次へ)です。①②以外もある方はもちろん埋めてくださいね。

 

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私は⑨以外は空欄です。もちろん⑨以外もある方は埋めてください。

 

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私の源泉徴収票にはこれらの記載は全く無かったので、「源泉徴収票の16および17欄のいずれも記載がない。」にチェックを入れて入力終了(次へ)。

 

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私の源泉徴収票には24のみ記載がありましたので、ここだけ記入して入力終了(次へ)。

 

給与所得の入力確認内容確認のページが出てきますので、問題なさそうなら次へ、これで給与所得については完了です。

 

当初の画面の収入金額等の「給与」部分に数字が入ったと思います。

 

ビットコイントレードによる雑所得の入力

当初画面の収入金額等・雑・その他をクリックします。

 

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上記以外(報酬等)の「入力する」をクリック。

 

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「種目」に仮想通貨、名称・場所は空欄のまま、収入金額と必要経費を入力。源泉徴収税額も空欄。入力終了(次へ)。

 

これで当初画面の収入金額等・雑・その他の欄に数字が入ったはずです。

 

ふるさと納税による寄付金控除の入力

当初画面の所得から差し引かれる金額の寄附金控除を選択。

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入力するをクリック。

 

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寄附金受領証明書を見ながら各項目を記入し、入力終了。

 

これで、当初画面の所得から差し引かれる金額の寄附金控除の欄に数字が入ったはずです。

 

特定口座での個別株取引による損失の繰越の入力

 

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当初画面の下の方、上場株式等の譲渡所得等をクリック。

 

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1番の項目は申告分離課税を選択。「特定口座年間取引報告書の内容を入力する」をクリック。

 

自分が利用している証券会社にログインして「平成30年分 特定口座年間取引報告書」をダウンロード。←これは確定申告のページとは別で入手です。

 

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特定口座年間取引報告書と同じ内容を写す。

 

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ここも特定口座年間取引報告書の通り。

 

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利用している証券会社を入力。(記入した証券会社から特定口座年間取引報告書をダウンロードしているはず。)入力終了(次へ)。

 

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損失の繰越は今回が初めてなので、「平成29年分の申告で上場株式等に係る譲渡損失の金額を繰り越した方」は「いいえ」を選択。入力終了(次へ)。

 

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確認して間違いなければ確認終了(次へ)。

 

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こちらも確認して問題なければ確認終了(次へ)。

 

日経先物取引による損失の繰越の入力

 当初画面下の方の先物取引に係る雑所得等をクリック。

 

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ここを埋めるには、利用している証券口座にログインして「年間損益計算書」をダウンロードする必要があります。次の画像は楽天証券の年間損益計算・確定申告サポートページで特定口座以外の損益レポートをダウンロードできます。注意ポイントとしては、先物(FX含む)しか今回の対象ではないのですが、"すべて"のタブおよび"先物(FX含む)"のタブでPDFファイルをダウンロードしておくこと。前者は確定申告の提出用、後者を見て上記の空欄を埋めてください。埋めれば完了です。

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「上場株式等の譲渡所得等」および「先物取引に係る雑所得等」の入力が済んでいれば以下のように所定の欄が埋まっているはずです。

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仕上げ

ラストスパートです。

当初画面で入力終了(次へ)。

 

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後にも書きますが、ここで何もせずに入力終了(次へ)を押してしまいました。おそらくここで「→詳しくはこちら」をクリックしていれば、確定申告と年末調整の収入差分の住民税は「自分で納付」を選べたはず。完成した申請書には「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」の欄「給与から差引き」「自分で納付」のいずれにも◯が入っていませんでした。もし給与から差引きになると来年6月から給与から支払われる住民税が増えるので、会社からすると「あれ?副業してる?」となる。特に悪いことはしていないので別に良いのですが、自分で納付に変更できるか聞いてみようと思います。

つらつら書きましtが、OKであれば入力終了(次へ)。

 

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上の方に所得税についての追加納税額が表示される。もろもろ確認してOKなら入力終了(次へ)。

 

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氏名、性別、電話番号、職業(会社員)、世帯主の氏名/世帯主との続柄を埋めて、屋号・雅号は空欄。入力終了(次へ)。

 

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全て埋めて入力完了(次へ)。

 

次の画面はマイナンバーの入力になります(画像は省略します)。

 

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作成した書類をダウンロードしておきましょう。

 

確定申告会場への持ち物

・ダウンロードした書類を印刷して一式

・年間損益計算書先物取引証明書の扱いです)

・平成30年分 特定口座年間取引報告書(特定口座証明書の扱いです)

・寄附金受領証明書

マイナンバーカードの写し裏表(書類に貼っていってもOK)

・会社から配布された源泉徴収票(書類に貼っていってもOK)

・印鑑(書類に押していってもOK)

 

今回の確定申告で失敗したこと

「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」という項目の「自分で納付」に◯を入れ忘れたこと。

 

以上、報告でした。

誰かのお役に立てると嬉しいです。

 

住民税の徴収方法の選択についての追記(2019.3.10)

先週、税務署に問い合わせたところ、確定申告書類を作成した時のpdfファイルが残っていれば、その最初の2ページ3ページ(2019.3.16修正)を印刷して最初のページの上の方に赤字で「訂正申告」と書き、「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」の「自分で納付」に手書きで◯を入れる。そして、確定申告書類の控え(確定申告を終えているもの)のコピーを提出すればOKと言われました。私は確定申告締切日までに確定申告会場へ足を運ぶのが不可能だったので、上記とあとは訂正した部分が分かりやすいように、訂正した部分をメモ書きしたポストイットを同封した封筒を所定の宛先へ郵送しました。

確定申告の書類は後から提出したものが正しいとされるとのことでした。