以下の記事で報告したようにFXの自動売買をやっていました。
昨日、強制ロスカットとなり企画が終了しましたので報告します。
目次
数日の日経平均・NYダウ・為替の動き
まずは、強制ロスカットの引き金となった話題から。
ここ数日、世間は「新型コロナウイルス」の話題で持ちきりです。
現在話題の”新型”コロナウイルスがなぜここまで話題になり、恐れられるのかというと「特効薬・ワクチンが存在しない」からですね。
コロナウイルスは数種類存在していて、普通の風邪の10~15%はコロナウイルスだそうです。
今回のコロナウイルスは、新しく確認された種類のものということです。
総理大臣が学校の休校を要請するほどです。
新型コロナウイルスの騒動に伴い、NYダウ・日経平均ともに顕著な下落を見せています。
日経平均株価の動きです。
左図が日足、右図が時足です。
日経225は、1週間ほどで約3000円下落しました。
時足で見ても、窓を開けっぱなしで勢いよく下落しているのが分かります。
NYダウと為替(ドル円)も見てみましょう。
こちらも同様、一方向に相場が動いています。
FX自動売買の動き
先日の記事にも書いた通り、使用していた自動売買ソフトは逆張りナンピンの単純動作と思われます。
つまり、勝つまで永遠にナンピンしていきます。
今回のような一方向な相場には対応できないんですね。
あくまでチャートがジグザグすることが前提のシステムです。
以下が、このシステムがナンピンを繰り返した軌跡とそのときの相場の動きです。
そして、強制ロスカットされた後の口座状況がこちらです。
スッカラカン太郎です。
20万円を一撃トレードで失いました。
FX自動売買についての考察
端的に言うと、
「人が取引状況を見て、そのルールが推測できるシステム」はダメ、
と個人的には考えました。
ルールが推測できるということは、大方ルールベースのプログラムで動いていることが分かります。
※ルールベース:決まったアルゴリズムで動くようにプログラムされている
ルールベースプログラムであるということは、そのルールに合わない相場状況に直面した場合に大きく負けます。
今回のケースを例に取ると、
前提は「相場は上がったり下がったりするもの」ですが、
結果は「短期的には一方向に大きく動くことがある」でした。
もし、自動売買で収益をあげ続けようと思うのであれば、
プログラム自体が「時間経過とともに学習」しなければならないと考えられます。
相場に応じて動作が変わるということです。
今回使用していたプログラムは、過去の取引履歴を見ていただくと分かるように相場によらず動作は同じナンピン戦法です。
「機械学習」や「ディープラーニング」を取り入れた自動売買があればまた試す可能性がありますが、ルールベースプログラムはもう二度と使いません。
また、日経やダウが大きく動く相場のときは自動売買をストップするというのも一つの手かもしれませんが、これでは使用者も相場を注視しておく必要があるので不労所得にはなりません。
付録~一方で暗号資産の動きは?~
ビットコインの動きも、日経やダウと連動していますね。
今回のFX自動売買の考え方は、日経・ダウ・暗号資産どれにも当てはまりそうです。
ちなみに今後の暗号資産の動きを下の記事で予測しているので合わせてご覧ください。