ゴンザレスの備忘録

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在宅ワークのメリットとデメリットと是非~緊急事態宣言を受けて~

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2020年4月7日、緊急事態宣言が発出されました。これにより、多くの企業でリモートワークが導入され、出社せずとも仕事ができるのかが検証されようとしています。また、不要不急の外出は控え、トータル8割減を目指す取り組みにより、まともな経済活動ができない状態に陥っています。2020年5月15日現在、世間には経済活動を再開していく流れが出てきていますが、ここで一度、在宅ワークを経験して得られたメリットとデメリット、そして私の考えをまとめておきます

 

 

 

在宅ワークのメリット

  • ストレスが少ない
  • 飲み会が無い
  • 通勤時間がゼロ

主にこの3つです。

 

ストレスが少ない

出社していた時とはかなりの差がありました。会社は、仕事が良くできる中堅以上や役員・部長クラスからすると居心地が良いかもしれませんが、あまり仕事ができない人や若手社員としてはそんなに居心地が良いものでないと思います。常に先輩たちが周りにいる状態でパソコンに向かったり、急に先輩に仕事を振られるかもしれない状態で自分が抱えている仕事をするのはストレスがかかります。家で仕事ができれば、周りの視線はありませんし、取り組んでいる仕事を急に切り上げて他の仕事をしなければならないこともありません。単純に、仕事の密度は上がりますし集中できます。

 

飲み会が無い

在宅勤務・リモートワークという理由だけで飲み会が無くなっているのではないかもしれませんが、緊急事態宣言で外出自粛ということも相まって飲み会はゼロです。楽しい飲み会もゼロです。ただ、飲み会って基本的には得られるものは無いと思っています。時間の浪費です。お金も払って時間も払うという極度の浪費。飲み会=娯楽と捉えられれば良いですが、職場関係の飲み会は若手にとってはストレスが多いものが多く、学びもないというのが現実かと思います。これが無いおかげで仕事を終えた後は、プライベートを満喫できます。働くだけの人生ではなく、何か夢を追う人生にする時間を確保することができます。こうやってブログを書く時間を確保できるというのも一つの利点です。
こういう話をすると、ベテラン会社員で「昔は飲み会を朝までやって、その足で出社することもあった」というような話を武勇伝のように語る方もいますが、昔はその程度の仕事量しかなかったというだけです。飲んで飲まれてで仕事に行ってもできる程度の仕事量だったのです。それは、年々仕事が増えるのを実感している誰しもが理解可能だと思います。

 

通勤時間がゼロ

朝起きた瞬間から仕事ができます。確かにしっかりと着替えて仕事に向かう方が気持ちがシャキッとするかもしれませんが、通勤時間を睡眠に充てることができるのでよりスッキリとした頭で仕事ができます。通勤が無くなることについては、恒久的に在宅勤務が導入されれば会社としても交通費を払わなくて良くなるという面も良い点ではないでしょうか。昨今経費については小さな額でも事細かに理由を書かなければならなかったりケチな考えが横行しているので、数百円でも会社は嬉しいと思われます。満員電車に乗らなくてよいのも良い点です。満員電車に揺られると仕事をする前から疲れてしまいますからね。

 

 

在宅ワークのデメリット

このあたりかと思います。

 

視覚的共有が難しい

同じものを見ながら話をできないので、情報の種類によっては共有効率が悪いです。電話越しで同じ図面を見ながら話しても、私が指さしている指は相手には見えません。テレビ会議システムを利用したとしても、他拠点にいるメンバーに視覚的情報を効率よく共有するのは難しいです。5Gの普及も目前ですから、VRを絡めたリモートワークもいずれは台頭するかもしれませんが・・・。また、他拠点でテレビ会議をすると、各拠点の各人の表情をくみ取ることが難しいです。会議とはいえ人間同士の会話ですから、円滑に会議を進める上で空気を読むことは大切です。テレビ会議だ表情をうかがいずらいので空気を読むのが難しくなります。

 

サボタージュ

サボタージュ?何それ?と思ったあなた。サボる、って言いますよね。「サボる」は「サボタージュ」というフランス語の略語です。やはり、監視する目が無いのでサボりたくなります。人間そういうものです。実際私も少しベッドで横になったりもしました。この対策としては、サボった分は結局後から自分に返ってくるのを認識することです。会社員である以上、与えられた仕事は期日までにこなさなければなりません。仕事中にサボってしまうと、サボった分だけ仕事以外の時間で取り返さなければなりません。自分のプライベートを守るためにもサボるのはあまりおすすめしません。ただし、自律できる人は決まった時間だけ昼寝をして昼寝した分だけ遅くまで働くといったように、自分に効率の良い働き方を見出せるかもしれません。スペインでは昼休憩に昼寝をするようです。これをシエスタと言います。

 

サービス残業の拡大

これが一番問題だと思っています。在宅ワークでは、残業が(原則)認められないのが普通ではないでしょうか。これを良いことに過剰な仕事量を課せば、会社としては成果は大きく経費は小さくできます。自信を持って残業を申請できれば良いのですが、日本人の性分もあってそのように行動できる人は少ないと思います。今日の残業は自分の勉強にもなったから・・・とか、仕事に長い時間が掛かったのは自分の能力が低いだけだ・・・とか自分を納得させる理由を考えて・・・。働き方改革で通常でも規定以上の残業がつけずらい中で、仕事は増える一方で減りませんし、在宅ワークで残業自体無しというのは堪ったものではありません。そもそも不要な仕事はやめましょう、ということなのですけどね。

 

 

在宅ワークの是非

私の意見としては「是」です。ただし、全員が全員は無理です。現場に行かなければできない仕事も山ほどあります。ただ、白味勤務(特にやることは決まっていないが出勤する日)なんかは個人で在宅ワークを選べるようにするのも良いのではと思います。日に日に忙しくなるこの世の中で、排除できるストレスは排除すべきだと思います。5Gの普及で通信の世界が発展すれば、リモート(遠隔)で大きな情報を高速で交換でき、現場にいるかのような効率で仕事ができる日もくるかもしれません。そして、そのような状態を目指すことで新たなビジネスが産まれるかもしれません。