今回は、私の経験から得られた「後輩から信頼を得る3つの方法」についてお伝えします。
私は社会人になって6年目であり、満5年ひとつの会社で働いてきました。
たくさんの先輩と仕事をする中で、信頼できる先輩と信頼できない先輩がいました。
これを後輩視点から振り返ることで、逆に
「後輩から信頼されるポイント」を導きました。
後輩から信頼を得たい、後輩と仲良く仕事をしたいという社会人のあなたは、
この記事を読むことによって、
・後輩からの信頼を得て
・将来は後輩から助けてもらうことができ
・仕事を円滑に進めることができるようになります。
また、最後には「後輩から信頼を得られない」人の特徴もお伝えします。
では、進めます。
目次
馬鹿にせずに基礎から教えてくれる先輩
私は、技術職として会社に入りましたが、入社当初はインターネットすら自分で設定したことがありませんでした。
高校・大学とインターネットを使ってきましたが、その設定は親にやってもらっていました。技術の人間とは思えませんよね。(笑)
入社時から4年間お世話になった先輩も、これには驚いていましたが馬鹿にすることはなく丁寧に教えてくれました。
具体的には下の記事のようなことを解説してくれました。
他人に解説するのは決して楽ではなく、それなりに時間がかかります。
しかし、その先輩は嫌な顔ひとつせずにこれをやってくれました。
その他の技術的なことについても同様に説明してくれました。
このような先輩には、本当に感謝していますし、会社人生を通して着いていこうと思えます。
後輩に丁寧に教える時間が取れるということは、裏を返せば時間の使い方が上手く、仕事も早いのだと思います。
”デキる”先輩なので、当然信頼は集まるわけですね。
ケツを拭いてくれる先輩
これができると器が大きく感じます。
入社してしばらくは、その会社で当たり前のことだったり、社会人としての勝手が分からずに様々な失敗をしました。
しかし、私が初期配属された部署の部長はすべて私の失敗の尻拭いは引き取ってくれました。
これは、当時の部長からすると当たり前のことだったのかもしれませんが、恩を受けた人間としてはよく覚えているものです。感謝してもしきれません。
私が部署異動したので現在はこの方とは別の部署になりましたが、今でも時々メールが来ます。他のメールを差し置いてでもこの人のメールを返信してしまします。
やはり、散々助けてくれた人が困っているときは、すぐにでも助けたくなるのが人間の性です。
今後も私はこの方の味方です。
頼ってくれる先輩
意外かもしれませんが、こんな先輩も私は信頼しています。
社歴が浅いとどうしても先輩たちよりもできることが少ないです。
そんな中で、少しの部分だけでも「~~を教えてくれる?」と活躍の場を与えてくれる先輩もいます。
こんな先輩の何が良いのか?
ここで先輩を助けることで、後輩としては次に自分が困ったときに頼りやすくなるのです。
恩を売る、ではないですが、Give and Takeが成り立つのです。
小さなことでも後輩に頼ってくれる先輩というのは、その後の仕事で頼ることができる先輩ということになります。
私は、この先輩とは末永く仲良くできると思っています。
逆に、後輩の信頼を得られない先輩は?
結論から言うと、
「正しいけれども助けてくれない」先輩です。
おっしゃることはすべて正しいんです。
でも、仕事というのは人と人との関係のうえで成り立ちます。
なので、正しいだけではダメなのです。
確かに、後輩はミスを犯します。
しかし、ミスに対して間違っていると指摘するだけではダメなのです。
ミスに対して一緒になって改善策や対応策を考えてくれるかどうかが重要です。
「正しい」ことを言うだけでは信用・信頼は得られません。
その後に後輩を助けることができるか、こちらの方がよっぽど重要です。
もしも現在のあなたが、
・後輩が間違えていたら間違っていることを指摘するだけ
・悪いのは後輩というスタンスで一緒に考えてあげられない
という状態だとすると、
後輩からの信頼度はかなり低い可能性があります。
改善しておくほうが、自分が困ったときに助けてもらえる余地をつくることができるでしょう。
以上、先輩は後輩を大切に!