ゴンザレスの備忘録

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【未来を翻訳】日本・世界の未来について考えてみた。

どうも、ゴンザレス(@Gonzale11602907)です。

 

今回は、日本の未来、世界の未来について考えます。

日本経済の停滞原因を歴史は繰り返すという法則から世界に当てはめ、

世界の未来がどうなるのかを考えます。

そうすることで、長期的に何に投資するべきかが見えてきます。

 

 

日本の現状(収入と人口ピラミッド)

詳細はこちらの記事

年金制度が破綻する理由とその対策。資産運用が鍵。 - ゴンザレスの備忘録

で説明した通りで、

 

年々収入は減っている中で平均寿命は延びて高齢者がどんどん増えているという状況です。

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一昔前よりも若い人の収入が減っているので、子供を産んで育てる余裕が無いので少子化も進んでしまうのでしょう。

 

医療は発達し平均寿命が延びていくので、相まって少子高齢化となってしまいます。

 

逆に、1995年頃までは収入は増加傾向で経済発展してきたわけです。そして、1955年の人口ピラミッドは「富士山型」です。

そして、人口ピラミッドが「つぼ型」に変化していくに連れて経済が悪くなることが分かります。

 

世界の人口ピラミッド

世界の人口ピラミッド、こんなものもあるんですね。

形を見てください。綺麗な富士山型とは言えないまでも、日本の2015年と比較すると「〜19歳」の人口部分が引き締まって今にも崩れそうなピラミッドというわけではありません。

つまり、世界全体で見るとまだまだ経済は成長する、と私は思っています。

それが日本では無いだろう、というだけです。

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(https://www.populationpyramid.net/より引用)

 

なので、日本の企業も国内のみの活動で利益をあげるというのは昔に比べると構造上厳しいです。(若い人にお金が無く、使う余裕がありませんので。)

 

逆に言うと、人口ピラミッドが富士山型の国を探せば、その国には大きなビジネスチャンスがあり投資チャンスがあるということではないでしょうか。

また、加えて人口が多ければ、それだけ消費が多くチャンスは大きいことになります。

 

日本以外(外国)の人口ピラミッド

左の図から順に、アメリカの人口ピラミッド、中国の人口ピラミッド、フランスの人口ピラミッドです。

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どれも富士山型ではありませんね。

一昔前は中国の経済成長が著しいと取りざたされていたように思いますが、19歳以下の人口部分が見事にくびれていて、つぼ型化が進行していることが分かります。

人口については中国が圧倒的に多いですが、歴史は繰り返すことを前提とすると今後さらにつぼ型化が進行し、日本のような人口ピラミッドになっていくことが予測できます。

 

つまり、先進国や中国の経済がここから大きく伸びるということは難しいかもしれません。

 

人口ピラミッドはこちら(https://www.populationpyramid.net/armenia/2017/)から検索できるので、興味がある方は調べてみてください。

 

では、発展途上国などの後発国はどうでしょうか。

左の図から順に、エジプトの人口ピラミッドウガンダ人口ピラミッド、フランスの人口ピラミッドです。

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今回は無作為に3国を取り出しましたが、どれも綺麗な富士山型となっています。

人口も考えながら、このように人口ピラミッドが富士山型の国に投資しておくことが、将来の成功に繋がるのではないかと考えます。

 

その先の未来

現在の日本政府は、「希望する人が70歳まで働き続けられるよう就業機会の確保を企業の努力義務」とする方針です。

本心から希望して働くのであれば70歳まで働くことを否定はしません。

しかし、多くの人がお金が足りなくて暮らしていけなくなるから70歳まで働くことになるのではないでしょうか。

 

私は60歳で定年退職するつもりです。

そのための準備を今からしていきます。ブログもそうです。

 

と少し話が横道に逸れましたが、

 

このような先進国・日本のような道を、日本以外のすべての国が追いかける(歴史は繰り返す)とします。

すると、上述したエジプト、ウガンダスーダン等の人口ピラミッドもいずれはつぼ型になっていきます。

そして、世界的に少子高齢化が進んでいきます。

 

少子高齢化が極度に進むと子供がいなくなります。人間はいつか死ぬので、子供がいなくなった後には人口自体が減っていきます。

(2019年現在ではバカな話に聞こえるかもしれませんが、何百年何千年後には本当にそうなるのではないかと思っています。)

 

一方で、AIの進歩が騒がれています。

シンギュラリティという言葉も出てきています。

シンギュラリティとは、「人工知能(AI)が発達し、人間の知能を超えること」を言います。

シンギュラリティ(技術的特異点)とは?2045年問題と人類にもたらす可能性や影響をご紹介 | BizHint(ビズヒント)- 事業の課題にヒントを届けるビジネスメディア

 

少子高齢化の進行」と「シンギュラリティ」、そしてインターネットで世界が繋がっていることを考えると、

最終的には人間は絶滅し機械(人工知能)が世界を支配する時代がくるのではないか、と私は思います。

 

恐竜が絶滅して、現在人類が繁栄しているように。

 

恐竜が絶滅したのがビッグバン、人類が絶滅したのがシンギュラリティ、みたいに未来では言われているかもしれませんね。(笑)

 

このことから、AI分野はかなり長期で発展していくと思います。

 

真の働き方改革

どのような国に・どの分野に投資するのが良いか、という視点で書きましたが、そもそも私は日本が好きです。

日本が発展して欲しいです。

裏テーマとして言いたいことは、日本が成長するには「働く時間・期間を延ばすのではなく、子供を大切にすること」だということです。

 

会社では、年々仕事量は増え忙しくなっています。

しかし、給料は増えたでしょうか。

技術の発展で昔より便利になっていますが、結局昔より忙しいのにもかかわらず給料は上がっていません。

だから日本人はさらに頑張って働こうとします。

 

私は、いくら働くことを頑張っても日本の将来は明るくならないと思っています。

間違ったやり方で頑張っても成果が出ないのは、大学受験でもなんでも同じです。

 

日本の未来が良くなりますように。