ゴンザレスの備忘録

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具体的なエリオット波動理論の説明【株・FX・ビットコイン共通】

どうもゴンザレスです。

今回は私の資産を救ってくれたエリオット波動理論について書きます。

それではどうぞ。

 

2018年後半、資産も当初の半分ほどになった頃、エリオット波動理論に出会いました。

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エリオット波動基本形

上記の1,2,3,4,5,A,B,Cというような価格の動きがエリオット波動です。価格の動きはこのエリオット波動が連続することで大きな流れを成していると考えます。

1、3、5、Bは上昇波で、2、4、A、Cは下落波です。

 

なぜこのような価格の動きになるのかは(理由はあると思いますが)分かりません。分からないのに何故これを信じてトレードしているのか。

チャートとは、無数の人間が集まってそれぞれの心理が影響しあってできています。一人一人がトレードするときに考えることは様々でしょうが、多数の人間が集まることで平均化されていくと思われます。そして、その結果がどうしてもこの形になってしまう、このように理解すると私は納得できました。ある人間がトレード手法を変えてそれがチャートの動きに影響を与えても、そのチャートの動きはまたある人のトレード手法に影響を与えるでしょう。そうして回り回って結局この形に落ち着いてしまうのだと。それが人間の心理だと、そう私は思うようにしています。

 

また、エリオット波動にはいくつかルールがあります。

・2波の終点価格は、1波の始点価格を下回らない。

・3波の大きさは、1波よりも大きい。

・4波の終点価格は、2波の終点価格を下回らない。

・もちろん、3波の終点価格は1波の終点価格より高く、5波の終点価格は3波の終点価格より高いです。

・あとは、上図では下落をABCの3波動で表しましたが、これは上昇の12345波を逆さにしてた5波動形成で考えても問題ありません(もちろんABCの3波動構成に見えることもあります)。2018年のビットコインチャートを見てきた結果、12345というように上昇して、12345というように下落することは往々にしてありました。

 

これを意識するだけで、(勝てるかどうかは別として)、ある程度のエントリー根拠と損切り設定ができます。

 

下に2018年の日足で特にエリオット波動が顕著に出た部分を示します。

 

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エリオット波動カウント

左が元画像で、これに私の独断でカウントしたエリオット波動カウントを載せました。下落部分も12345と数えています。上図では日足でカウントしましたが、時足でも分足でも同様にカウントできます。日足の12波や34波には時足の12345ABC(12345)が隠れており、さらに時足の・・・には分足の、というようにマトリョーシカのようになっています。

 

そして、このカウントを意識して、現在の価格がどの波動にいるのかを考えることである程度建設的にトレードできます。

例えば、2波の終点と考えられるところで買います。このとき損切り設定値は1波の始点を下に割った瞬間です。これは上記したルール「2波の終点価格は、1波の始点価格を下回らない。」に反しており、自身のエリオット波動カウントが間違っていた、エントリーしたポイントは2波の終点では無く、実はその前の大きな波のC波(5波)だった、というようにエントリーした根拠に反するからです。エントリーしたポイントから1波の始点を下回らず1波の終点を抜けて上昇し、1波の上昇より大きく(2波終点からの上昇幅が1波の終点-1波の始点よりも大きく)なったらこれは3波が成立したことになります。いつ4波の下落がきてもおかしくないと考えながら利益確定していきます。もしくは、5波まで狙っていくのもありです。

このようにエリオット波動を意識することで、やみくもに買って売ってするのではなく、ある程度根拠のあるトレードをできます。

 

買いでエントリーする場合、2018年の経験では4波も結構な下落幅のことが多かったので、いったん3波終了と感じられるところで利益確定するほうが安心かな、と思います。

 

売りでエントリーする場合も、上昇5波が終わったな、ということを確認するようにすることで雑なエントリーを防ぐことができます。とはいっても上手くいくばかりでは無くて、、、上図では2山分エリオットカウントを示しましたが、その左側の山、上昇の3とカウントしているおおよそ半分のところにも極大点があると思います。当初ここを3とカウントしていましたので図に3と示した部分を5と考えて売りでエントリーして少し含み損しました。しかし、エリオット波動をカウントしていたことでてっぺんが近いことは予測していましたので、その後の下落をしっかり利益にすることができました。

←このように臨機応変エリオット波動カウントを見直していかないとダメなときもあります。

 

如何せん、エリオット波動をカウントするということをやれば、適当なトレードをするということは少なくできると思います。

それでもなかなか勝つのは難しいです。。。日々精進です。